拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

【2023年北帰行17(最終回)】京急リムジンバスでゆったり移動(羽田空港第3T⇒横浜駅)

ここから京急線の電車を使えば、
帰宅は速くなるけど、
結構疲れていたし、
ひと眠りしたかったので、
高速リムジンバスを使う事にしました。
バスの時刻表を見ると発車時間15分前
到着ロビーからバス乗り場までダッシュ
発車10分前に自動バス券売機で空席状況確認して
運賃590円を投入し、バス乗車券を購入。
羽田空港第3ターミナル20:35始発
京急のリムジンバス・
横浜駅(YCAT)行に乗車。
一番後ろの窓側席に
腰を下ろしました。

羽田空港第3ターミナル
⇒横浜シティエアターミナル
(高速・連絡バス)
2023年05月01日
所要時間 47分
運賃[IC優先] 590円
距離 30.2km

羽田空港第3ターミナル(高速・連絡バス)
↓ 20:35~21:22
京浜急行バス・空港リムジンバス
↓ 横浜シティエアターミナル行

■横浜シティエアターミナル

始発の第3ターミナル発車時はガラガラでしたけど
第2、第1ターミナルでバスはほぼ満席となりました。
高速道路走行中は、ほぼ睡眠時間と。。
京急リムジンバスは
横浜駅(東口)改札口前バス停に停まり、
次は終点の横浜駅(YCAT)に21:22到着。
バスのトランクルームに預けた荷物を受け取り、
ネタに到着後のバス後部を撮ってみました。

横浜からは従来通り京急線
横須賀まで戻りました。
今回は日本航空さんの
国内線航空券セールのおかげで
行くことができました。
感謝!感謝です。

今後は旅系や食べ物系だけでなく
普段の生活のことなども記事にしていきます。

【2023年北帰行16】いよいよ帰京 (新千歳→羽田 JAL522便)

友人の車で新千歳空港まで送ってもらいました。
いよいよ北海度を去る時間が近づいてきました。

私が搭乗するのは新千歳空港18:00発
JAL522便の羽田空港行きです。
羽田空港に19:40到着予定です。
搭乗手続きと荷物の受付等を済ませて
空港内を歩いていると、

社員さんの手作りなのか、
可愛らしいお人形がいました。
保安検査場を通過して、
搭乗口付近の椅子に座ってゆったり過ごしていると、
JAL522便のアナウンスが流れてきました。
何でも今日は気流があまり良くなく、
揺れている時間が多く、
トイレに行けるかわからないので、
できる限り空港で済ませるお願いでした。
えーーと思いつつ、東京まであっという間だし、
気休め程度の運行に支障なしという
コメントもあったので、我慢するしかないなあと。
ただ、離陸する前に天候が回復し、
気流も落ち着いたから、飲み物のサービスも
提供できると聞いてホッとしましたけど。
搭乗案内が流れ、いよいよ飛行機の中へ。
私の席は普通席より
ワンランク上のクラスJのシートです。

JL522便のクラスJシート

私の席は飛行機中央付近の19D席。
窓側ではないですが通路側で
真ん中4席あるのに、
このブロックは私だけでした。
隣の3席は誰も来なかったので、
とても広く感じました。
さらに後ろに席はなく、
リクライニングを遠慮なく倒せました。

座席には普通席と同じくモニターがあり、
様々なコンテンツや、
飛行機に取り付けられているカメラからの展望や、
飛行機の現在位置がわかる
アプリなどが入っていました。

JAL522便は定刻よりも早い、
17:58に新千歳空港を出発、
そしてあっという間に離陸しました。
飛行機がグイグイ上昇し、
水平飛行に入ってから
席モニターのライブカメラを見ると、

こんな感じで後翼から雲の上を
飛行する姿を見ることができます。
このライブカメラ、良いかも。
出発前の案内に反して意外と揺れることはなく、
安定に飛行をしていました。
私は疲れていたのか、
すぐに寝ちゃいましたが。
目が覚めて起きると、
ちょうどCAさんが来てくれて
飲み物をいただきました。
席のモニターにある位置情報を見ると
福島県を抜けて茨城県北部辺りを飛行しており、
しばらくすると、着陸態勢に入る旨の
アナウンスが流れました。
飛行機は千葉県に入り、
木更津あたりから九十九里浜付近まで行って旋回し、
真っ直ぐ羽田に向かうにつれて
高度を落としていきます。
羽田空港に着陸する様子を
席のモニターから見ていると、

羽田空港着陸直前、全部タイヤを出して滑走路に近づく様子。

前輪が滑走路につく様子などが見れました。
滑走路の誘導灯が綺麗に写っています。
羽田空港には19:41に到着。
東京は湿気がって熱い感じがしました。

預けたキャリーバックなどを受け取り
外に出て羽田空港第1ターミナルから
バスで国際線の第3ターミナルへ向かい
横浜駅行きのリムジンバスの
始発バス停がある場所へと向かいます。

次回で最終回。

【2023年北帰行15】道の駅あびら D51ステーション

北海道勇払郡安平町にあり、
国道234号の道の駅である、
「道の駅あびら D51ステーション」
にやってきました。

d51-station.com

ここは2019年4月、勇払郡安平町追分柏が丘
(旧:勇払郡追分町柏が丘)
に開業したばかりの新しい道の駅です。
かつて夕張炭鉱の石炭輸送を支える大勢の国鉄職員が暮らし、
「鉄道の町」と呼ばれるほどの要衝だった
追分町の歴史を伝える展示コーナーが設けられています。
この展示コーナーは追分駅西側の住宅地で、
追分機関区のOB達が管理してきた
「安平町鉄道資料館」(旧:追分町鉄道記念館)
を移転したものです。

そんな道の駅の屋外には
国鉄末期の1980年2月にデビューし、
道内各方面の特急列車に充当されてきた
キハ183系の先頭車が1両展示されています。

展示されているのは1982年製のキハ183-214で、
2018年3月ダイヤ改正で網走⇔札幌間を走っていた
特急オホーツク号の運用を離脱し引退したものです

赤とクリームのツートンカラー、
いわゆる「国鉄特急色」に塗装を復元してます。

正面からフロントを眺めた様子です。
ヘッドマークは釧路~札幌間を結ぶ、
特急おおぞら号の図柄を掲出していました。
私が大学生活を送っていた時、
このヘッドマークを札幌駅等でよく見てきました。
また帯広から札幌へ帰るときに乗った
特急おおぞら号の車両も
この車両で、このヘッドマークでした。
「おおぞら」のヘッドマークを見ると
懐かしい気持ちになります。

この道の駅にある施設内には、
地域の農産物直売所をはじめ、
テイクアウトコーナー、特産品・
ベーカリーコーナーなどや町の歴史を支えてきた
鉄道の資料館もあり、SL等の列車も展示されます。
安平町はチーズやメロンなど特産品も豊富で、
丘陵地帯に広がる菜の花畑、夏に咲き誇るハスの花、
雪だるま郵便局、SLなど…
多彩な魅力が満載です。
また、7冠馬ディープインパクト
ジェンティルドンナの馬産地としても
全国的に注目を集めています。

道の駅の建物も鉄道の木造駅舎を彷彿とさせる姿です。
正面玄関を進むとエントランスホールが広がっており、
その右手では「D51 STATION CAFE」と
D51 STATION SHOP」の2店舗が営業していて、
カフェの方は特製ソフトクリームや
熟成カレーなどをテイクアウトできます。
私はテイクアウトで安平町産の豚肉を
じっくり煮込み、地元野菜を使ったカレーを
購入して食べました。旨いですよ。

最後に、農産物直売所へ行って北海道にしかない
「行者ニンニク」を5束買いました。その時、
保冷剤を入れて新聞紙に包んでいただきました。
ありがとうございました。

さて、もう帰りの飛行機の時間を気にしつつ、
この道の駅を後にして、最後の目的地は
新千歳空港です。
車の中で、スマホをいじり、帰りの飛行機は
当初JALの国内線航空券セール(6,600円)で
普通席で予約したのですが、搭乗当日、
出発の3時間前になると、空席がある場合に限り
グレードアップが可能なので、2,200円課金して
普通席からクラスJ席にアップグレードしました。

さて、色々巡りましたが、
いよいよ帰ります。

次回へ続く。

【2023年北帰行14】罰ゲームアイテムじゃないよ。北海道限定山わさび塩ラーメンと焼きそば

【番外編】
安平町に行く途中、北海道のコンビニこと、
セイコーマートに久しぶりに寄りました。
そこで買いたかったものがこちら!

セイコーマート山わさび塩焼そばと、
山わさび塩ラーメン
突き抜けるツーンとした風味が
クセになる話題?の商品です。

山わさび塩焼そば】
この商品は“セイコーマート”から発売されている
非常にリーズナブルなカップ麺のひとつで、
チキンの旨味をベースに
後味すっきりとした塩ソースに仕立て上げ、
別添された液体ソースに含まれる
山わさび”ならではのツーンとした
刺激的な突き抜ける辛さと
風味がガツン利いたパンチのある口当たりを表現、
まさに目にまで染みる山わさび特有の
催涙系のアクセントが心地良く、
そこにすすり心地抜群な細麺が相性良く馴染んだ
山わさび”好きにはたまらない一杯、
山わさび塩焼そば”となっています。

こちらには“北海道産山わさび使用”と記載されていて、
単純にツーンとした強烈な突き抜ける辛さだけでなく
素材にも拘ったテイストで、
チキンをベースにしたことで
あっさりとしているからこそ素材本来の旨味・
刺激的な辛みがたっぷりと楽しむことができ、
そもそも“山わさび”とはそのまま
醤油を付けてご飯の乗せても
非常に美味しい具材なんです。

山わさび塩ラーメン】
SNSやTV放送で話題となった
山わさびカップ麺シリーズの塩ラーメン!
北海道産山わさびパウダーを使用。
チキンをベースに魚介の旨みを加えた
塩スープに山わさびの風味が合わさり、
ツーンと刺激的な一杯です。
これ、ご飯と合わせて食べるのが
私の食べ方です。

北海道の訪れたときは
一度ご賞味あれ!!

【2023年北帰行13】思い出の地・我が母校と下宿へ

5月1日(月)
札幌のホテルを出て札幌駅から
大麻駅まで移動し、大学時代からお世話になっている
下宿へ行ってきました。
残念ながら今は下宿はやっておらず、
養老介護施設になっているのですが、
お世話になった方は少し前に他界されているので
その方々の位牌・遺影に手を合わせてきました。
その後、私の母校である酪農学園大学へ。
大学構内を少し歩き、
学生時代のことを色々思い出していました・・・
この後、友人と合流し車で移動です。
ここから安平町にある道の駅へ向かいます。
安平町はあの最強競争だで有名だった
ディープインパクト」の生まれ故郷でもあります。
その道の駅には懐かしい車両も展示されています。
美味しいものもいっぱいあるし・・・

次回へ続く。

【2023年北帰行12】学生時代からの行きつけの店・北海料理古艪帆来~コロポックル~

前回の続き。
札幌市中央区南4条西4丁目 松岡ビルにある、
北海料理古艪帆来~コロポックル

www.koropokkuru.co.jp

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すすきのにある酪農学園大学生時代から
お世話になったお店で
北海道の郷土料理全般楽しめます。
とにかく旨いし、料理のレパートリーが豊富で
ここの料理はどれを取っても非常に旨いのですが、
ここで大学時代の同級生たちと食事会を決行!
私と友人が選んだ料理を一部紹介します。

写真にある「いくらと鮭の親子おにぎり」は
大学生時代から必ず注文していたものです。

おにぎりの中には紅鮭の切り身が入っています。
たっぷりのイクラとパリパリの海苔も好相性です。
値段は980円。道外だったらかなり高くつくでしょうね。

左) 花咲カニ【鉄砲汁】
右) 鮭のお茶漬け

この2品も必ずと言っていいほど
昔からよく頼んでいました。
花咲カニの出汁が美味しいカニ汁は、
これで480円とは安いもんです。
〆はやっぱり【お茶漬け】でしょうけど、
私は主食としても食べていました。
ご飯・鮭・出汁のバランスが良くて
どうしても毎回頼んでしまうんですね。
この味で650円は安いです!!

あとは写真に撮り忘れちゃいましたが、
八角(トクビレ)の唐揚げ 
日高産の八角(トクビレ)の身はもちろん、
ヒレ、頭、骨も全て食べられる様に揚げています。
その名のとおり、体の断面が八角形の形をしています。
トクビレの別名です。
扇子のように広がる特別大きな背びれと
尾びれがトクビレの名前の由来となっています。
ほとんど北海道の一部でしか獲れない、
漁獲量も少ない希少な魚です。

他にも、北海道産・塩ホルモンの鉄板焼
などなど。。もう沢山食べちゃいました。
ご馳走様でした、また来ます。
外に出ると、すすきのといえば有名な看板があります。

ここから地下道に入り、札幌駅近くの
ホテルまで戻りました。
あーー楽しかった。
明日は、通った母校と下宿先へ行った後
某超有名競走馬が生まれた場所の
道の駅へ行った後、帰京します。

次回へ続く。

【2023年北帰行11】小樽から新札幌へ移動、温泉につかる。

よく遊んだ運河を目に焼き付けて
小樽の郵便局でお土産などを
レターパックで送る手続きをした後、
小樽を後にします。

小樽14:35始発 新千歳空港行の
快速<エアポート152号>に
乗車します。

快速エアポート152号新千歳空港行き

今回は列車に1両付いている
指定席uシートに乗車しました。


ゆったりしている指定席のシート

快速エアポート号は6両編成ですが、
中間の4号車が指定席車両です。
この日の車両は、指定席以外の5両が
ロングシートだったので、
指定席券をとってよかったです。
ただ、窓側や車両隅の席は
すぐに埋まるので、
早めの予約が必要です。

小樽から新札幌まではゆったり指定席シートで

小樽を14:35に出発した快速<エアポート152号>は
ゆっくり小樽駅のホームを離れていく。
「また、来ます」と心で思いながら
列車は小樽の街から遠ざかっていきました。
この列車は快速なので、途中は
南小樽、小樽築港と停車し、次は手稲
小樽築港を出てトンネルを抜けると
左手には日本海の海岸線を間近に見ながら
海岸線に沿って走り抜けます。
手稲まで来ると、都市部の風景に代わります。
手稲を出て、琴似と停まり、
次は札幌15:08に到着。

ここで乗客はかなり入れ替わり、
札幌からは新千歳空港利用者や
千歳方面へ行く人たちが席を埋めます。
札幌で3分ほど停車して15:11に
快速<エアポート152号>は発車。
次の停車駅・新札幌に15:19到着。
ここで列車を降りました。
新札幌も大学時代はよく買い物で
歩き回った場所でした。
ところどころ変わったところもありましたが
全体的にはそんなに違和感は感じませんでした。
ここから私と友人とで昔通っていた
森林公園温泉「きよら」に行き

www.onsen-kiyora.com

ゆったりお風呂に使って疲れを取った後、
もう一人の友人と合流し、札幌まで戻り
ホテルで荷物を下ろして身軽になった後、
またまた学生時代からここもよく通った
居酒屋兼、郷土料理屋で食事会です。

次回へ続く。

【2023年北帰行10】小樽倉庫No.1で戴く絶品のパエリア

小樽運河沿いにあるビールと食事が楽しめる店
「小樽倉庫No.1」

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1995年夏、小樽運河沿いの倉庫で誕生した
「小樽ビール・小樽倉庫No.1」さんは、
運河沿いの石造り倉庫にビール醸造所とビアパブを併設。
ドイツのブラウエンジニア、ヨハネス・ブラウンが麦芽
ホップの調達から醸造の指導をする本物のドイツビールと、
地元の食材を使ったシェフ自慢の料理で、
本場のドイツビアパブの雰囲気を楽しめます。
運河の見える席もあり、そこは大人気です。
作り立て、酵母が生きた本物の生ビール・
本格ドイツビールが楽しめます。
醸造所見学も随時可能です。

ここで戴くのは、パエリアです。
魚介の風味がギュッと詰まった欧風炊き込みご飯です。

昔と変わらず、美味しいです!
魚介のうま味がご飯に染み込んでおり、
一気に完食しちゃいました。
また、お酒を飲まれない方でも大丈夫。
ここは食事のメニューも豊富なので
食事だけでも結構楽しめるお店ですよ。
ご馳走様でした。

この後は少し小樽の街を歩き、
JR小樽駅まで戻ります。

次回へ続く

【2023年北帰行9】想い出の地・小樽へ

4月30日(日)の朝
この日は晴天で7時半頃、目が覚めました。
ホテルの朝食でカニ雑炊のセットを平らげ、
この日は札幌駅前のバスターミナルから
高速バスで学生時代によく使った
高速・おたる号に乗って小樽へ向かいました。
小樽は、私が大学生時代に江別で下宿をしていましたが
日曜日になると大体小樽をぶらぶらしたり
食べ歩いたりと、今考えればかなり贅沢な時を過ごしました。
小樽駅で買い物を済ませた後、外に出ると、
運河に向かう坂道は昔と変わらないものの、
周りは新しいホテルは建つわ、
パチンコ屋が建つわで賑やかになりました。
また、外国人観光客の数も増えましたね。
小樽運河のに到着すると、そこには
昔と変わらず決まった位置で記念撮影をする人が
多く、固まって記念撮影をしていました。

ここ、夜に来るとまた夜景がきれいで
昼とは全く違う顔を見せるんですよ。
これから、学生時代にちょこちょこ通った
お店で昼食を取ろうと思います。

次回へ続く。

【2023年北帰行8】特急北斗19号で札幌へ戻る

函館駅から引退したキハ281系が眺められる

函館で少し休憩してから札幌へ向かいます。
函館17:52始発特急<北斗19号>札幌行き
にこれから乗車します。
この日は7両編成で自由席車両は2両、
指定席車両は4両、
グリーン車は1両となります。
えきねっとの割引で
乗車券+特急券が30%引きされている
えきねっとトクだ値30」を利用しました。

函館駅で出発を待つ特急北斗19号札幌行き

今回乗車するのは指定席の
5号車13番D席窓側です。

この車両の前5列くらいでしたか、
新函館北斗から新幹線からの乗り継ぎ
団体客が席を埋めることになります。
この日は4月29日(土)と
GWの入り口なので、
そういうツアーで利用するのでしょうね。

函館を定刻通り17:52に出発した
特急<北斗19号>札幌行きは
次の停車駅、五稜郭でも利用客を乗せ、
次は北海道新幹線との接続する
新函館北斗に止まり、団体客を乗せました。
ただ、車両の中間部分は
全く人が座っていませんでした。
列車は18:11に新函館北斗を出発し、
外はもう暗くなり始めていました。
次の森に到着した頃には
ほぼ暗くなっていましたが、
森駅ホームの反対側に、
札幌15:30に出た
特急<北斗18号>函館行きが
止まっていました。

森駅で行き違いをする特急北斗18号函館行き

列車の行き違いを見てから
眠気が襲ってきたので、
もう眠ってしまい、目を覚ますと
列車は、八雲、長万部、洞爺、
伊達紋別を過ぎ、道南の工業都市
東室蘭に20:10到着。
ここからまた寝てしまい、気付けば
登別、白老、苫小牧を過ぎ、
南千歳に21:05到着してました。

飛行機の利用客から見ると
乗り換え駅ですが、
もう時間が遅いので、
降りる人は少ないです。
特急<北斗19号>はここから
ラストスパート。札幌に向けて走り、
新札幌に止まった後、函館出発後
3時間45分、札幌21:37に到着。

札幌に21:37到着した特急北斗19号

ここから宿泊予約している
リッチモンドホテル札幌駅前まで行き、
さっさと寝ることにしました。
翌日は小樽へ行くことにします。
私にとって小樽は大学時代の栄養源でした。

次回へ続く。

【2023年北帰行7】道の駅「しりうち」・展望台から北海道新幹線?

松前を出発し、国道228号線をずっと走り、
上磯郡知内町(しりうちちょう)に入ると
道の駅・しりうちに到着。ここで休憩がてら
ある展望台が目に留まりました。

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青函トンネルの北海道側入口(湯の里知内信号場)を眺める
展望塔が道の駅「しりうち」内の新幹線展望塔。
青函トンネルは海を渡り道内に入ってからも
福島町内はトンネルで通過し、
ようやく知内町の湯ノ里地区でトンネルを抜けて
地上に出る構造になっています。

道の駅「しりうち」内にある高さ14mの展望塔。
展望塔から線路を眺めると、青函トンネルを通る
北海道新幹線と貨物列車を眺めることができます。
青函トンネル内を貨物列車は最高速度110kmで走行しますが、
北海道新幹線は、すれ違う貨物列車への風圧や、
先行する貨物列車に追いつかないように
トンネル内を160kmと少し抑え気味に走っています。
こうした共用区間のため、新幹線展望塔では、
全国的にも珍しい、貨物列車が湯の里知内信号場
退避する横を新幹線が走行する瞬間を
目にすることができるのです。

新幹線と貨物列車がすれ違うケース、
新幹線が待避線の貨物列車を追い越すケースの2パターンがあり、
知内町のHPに
知内町新幹線展望塔(湯の里知内信号場)列車通過予測時刻表」
がアップされています。

湯の里知内信号場は、かつて海峡線の旅客駅だった
知内駅(しりうちえき)の跡です。
平成26年3月15日に知内信号場になり、
平成28年3月26日の北海道新幹線開業に伴い、
湯の里知内信号場となっています。

現在の「道の駅しりうち」の物産館が
旅客駅時代の知内駅の駅舎(道の駅が併用されていました)。
この展望台には通貨列車の時刻表が飾られています。

知内町新幹線展望塔(湯の里知内信号場) 列車通過予測時刻表

訪れたこの時間、この時刻表を見ると・・・
東京からくる<はやぶさ19号>が
もうすぐ通過する時刻だったので
カメラを構えていると・・・

青函トンネルを出て知内を通過する<はやぶさ19号>

列車が見えると展望台にいた子供も大人も
みんな手を振ったり、シャッターをきっていました。
面白い体験をした後、ここでは
カントリーサインのマグネットや
知内名産のニラを練り込んだクッキーなどを購入し、
車に戻り、木古内を通って函館市内に戻ります。
函館市内では、郵便局によったり、
レンタカーの給油等をした後、車を返却し、
函館駅まで戻ってきました。
これから函館17:52始発特急<北斗19号>に乗って
札幌まで戻ります。

次回へ続く。

【2023年北帰行6】道の駅「北前船松前」で松前グルメ(松前岩のり段重)

松前城付近散策の後には、松前の海の幸で遅めのランチです。
こちらは松前藩の貿易船、
北前船の寄港地後に建てられた道の駅「北前船松前」。
国道228号線沿いにあり、
目の前には荒々しい日本海が広がります。
そして道の駅の一角にあるのがレストラン「うみかぜ食堂」。
津軽海峡を臨むオーシャンビューの店内では、
松前の食材を使った料理が頂けます。

道の駅施設内にレストラン「うみかぜ食堂」があり、
この日はかなり混雑していて
整理券をもらい順番待ちをしました。
その間にテーブルに置いてあったメニューを見ると
松前の名物を使った料理が並んでいました。

このなかで、友人の勧めもあって私が選んだのは、
松前岩のり段重」です。

見た目で、ただの"のり弁"と思ったら大間違い!!

普通ののりではありませんでした!!
のりというよりは海藻で、プチプチとした食感。
さらに、磯の香りが濃く薄味なのでのりの素材感を
フルに出しています。この磯の香りが食欲をそそります。
ご飯の中にも海苔があり、食欲をそそる磯の香りが
途切れることは全くありません。

このセットについてくる松前産マグロの佃煮と
一緒に食べると、さらに海苔の風味が引き立ちます。
みそ汁の最高で、文句なしの一品でした。
ご馳走様でした。

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この後、松前から函館へ戻るのですが、
途中、寄り道をしました。
次は知内町にある道の駅のお話です。

次回へ続く。

【2023年北帰行5】北海道唯一の城下町・松前を歩く。

函館市から車で約2時間のところにある松前町。
北海道の最南端に位置し、津軽海峡の絶景に囲まれた町です。
かつては「松前藩」が治め、
町内には当時の城跡や寺町などもあります。
道内の唯一の城下町であった松前町には、
そこかしこに江戸時代の面影がみてとれます。
町内には松前藩時代から花守により
大切に育てられた桜の木が1万本以上あり、
春には満開の花を咲かせます。
250種類といわれるその桜は、
「早咲き」、「中咲き」、「遅咲き」があり、
4月中旬から5月下旬まで約1カ月にもわたって
私たちの目を楽しませてくれます。
町の中心部にある「松前公園」。
その中にあるのが松前藩が築いた「松前城」です。

正式名称は福山城といい、
安政元年に日本で最後に築城された和式の城です。
中世には現在の上ノ国町の夷王山(いおうざん)に
山城がありましたが津軽に近いという理由などから、
福山(現在の松前城)に移り、
1600(慶長5)年〜1606(慶長11)年にかけて
陣屋を築いたのが始まりです。
1854(安政元)年、ロシアの南進などもあって、
北方警備を目的に幕府の命により
松前藩12代藩主・松前崇広(まつまえたかひろ)が
近世的な城郭である松前城を完成させています。
設計は三大兵学者の一人といわれた
市川一学(いちかわいちがく)。
完成した新城は面積約7万7800平方メートルで、
本丸、二の丸、三の丸に楼櫓6、城門16、砲台7座を備えていました。

昭和24年には火事により本丸御門を残して焼失してしまいましたが、
その後復元工事が行われ、現在では当時の姿をよみがえらせています。
なお焼け残った本丸御門は、
昭和25年に国の重要文化財にも指定されました。

松前城を中心に、町内には約1万本の桜の木が植えられています。
松前の桜は本州から松前に渡ったものや、
この地で生まれた品種など約250種類があります。

松前城と桜見を堪能したあと、
次回は近くにある道の駅の中にある食堂で
松前の特産を使ったグルメを堪能します。

次回へ続く。