拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

【2023年北帰行7】道の駅「しりうち」・展望台から北海道新幹線?

松前を出発し、国道228号線をずっと走り、
上磯郡知内町(しりうちちょう)に入ると
道の駅・しりうちに到着。ここで休憩がてら
ある展望台が目に留まりました。

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青函トンネルの北海道側入口(湯の里知内信号場)を眺める
展望塔が道の駅「しりうち」内の新幹線展望塔。
青函トンネルは海を渡り道内に入ってからも
福島町内はトンネルで通過し、
ようやく知内町の湯ノ里地区でトンネルを抜けて
地上に出る構造になっています。

道の駅「しりうち」内にある高さ14mの展望塔。
展望塔から線路を眺めると、青函トンネルを通る
北海道新幹線と貨物列車を眺めることができます。
青函トンネル内を貨物列車は最高速度110kmで走行しますが、
北海道新幹線は、すれ違う貨物列車への風圧や、
先行する貨物列車に追いつかないように
トンネル内を160kmと少し抑え気味に走っています。
こうした共用区間のため、新幹線展望塔では、
全国的にも珍しい、貨物列車が湯の里知内信号場
退避する横を新幹線が走行する瞬間を
目にすることができるのです。

新幹線と貨物列車がすれ違うケース、
新幹線が待避線の貨物列車を追い越すケースの2パターンがあり、
知内町のHPに
知内町新幹線展望塔(湯の里知内信号場)列車通過予測時刻表」
がアップされています。

湯の里知内信号場は、かつて海峡線の旅客駅だった
知内駅(しりうちえき)の跡です。
平成26年3月15日に知内信号場になり、
平成28年3月26日の北海道新幹線開業に伴い、
湯の里知内信号場となっています。

現在の「道の駅しりうち」の物産館が
旅客駅時代の知内駅の駅舎(道の駅が併用されていました)。
この展望台には通貨列車の時刻表が飾られています。

知内町新幹線展望塔(湯の里知内信号場) 列車通過予測時刻表

訪れたこの時間、この時刻表を見ると・・・
東京からくる<はやぶさ19号>が
もうすぐ通過する時刻だったので
カメラを構えていると・・・

青函トンネルを出て知内を通過する<はやぶさ19号>

列車が見えると展望台にいた子供も大人も
みんな手を振ったり、シャッターをきっていました。
面白い体験をした後、ここでは
カントリーサインのマグネットや
知内名産のニラを練り込んだクッキーなどを購入し、
車に戻り、木古内を通って函館市内に戻ります。
函館市内では、郵便局によったり、
レンタカーの給油等をした後、車を返却し、
函館駅まで戻ってきました。
これから函館17:52始発特急<北斗19号>に乗って
札幌まで戻ります。

次回へ続く。