さて、KTXの車内に入ってみます。
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【KTX121号の時刻表】
ソウル[始発駅]⇒9:30始発
大田(デジョン)⇒10:21発
東大邱(トンテグ)⇒11:10発
釜山(プサン)⇒11:48到着
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ソウル9:30発釜山行≪KTX121号≫の車内です。
行きは普通車の車内は下の写真の通りです。
日本の特急ような立派なリクライニングではなく、
ハッキリ言って狭い感じでした。
また、日本と違う点を発見。
発車ベルとか発車メロディーが鳴らない。
発車時間になると、韓国語ののアナウンスは
流れていたけど、韓国語が解らないと
発車に気が付かないだろうなと思いました。
また、今日は土曜日。発車時間が近づくと
座席が埋まって満席状態。
さらにデッキには立席の人が数人いた。
韓国でも土日はチケットがなかなか取れないと
現地ガイドさんの言葉を思い出した。
私の乗車した普通車である12号車の乗車率100%。
定刻9:30に≪KTX121号≫は静かにソウル駅を出発。
ソウル駅を出発した列車は、しばらく在来線を走行。
ソウルから2つ目の駅を通過するとKTXはソウル市内を流れる大河を渡ります。
いままでゆっくりと走っていたKTXが
徐々にスピードを上げていくと同時に車内放送が始まります。
KTXの車内放送は自動化されていますが、
日本語の案内はありませんでした。
(ネットでは日本語の案内もあるって書いてあったのになあ。。)
ソウル市街地で在来線を走っているKTXも、
並行する地下鉄線が他方面に分離する駅を通過し、
進路を南にとると直線で保線状態がよい線路となるので、
徐々に速度をあげていきます。
地下トンネルに潜るイメージで高速新線に進入します。
ソウル駅を出発してからKTX高速新線までの所要時間は約10分程度でした。
高速新線に入るとKTXは更に加速していきます。
客車にはモーターがないのでトンネル内でもモーターの加速音が全く聞こえず、
日本の新幹線に比べ静寂性が優れているように感じました。
スピードをグイグイ上げていくKTXは一旦トンネルから抜け、
「光明」を通過するとすぐにまたKTXはトンネルに突入。
車内のモニターに映し出される速度が約300Km/hに達したと思われる頃、
トンネルから抜け出しました。
300Km/hになってから地上に出ると、
地上区間に出ると車窓は雪の残る冬景色。
沿線に住宅があまりない為か、
防音壁がまったくないか、車窓がよく楽しめます。
車窓に広がる風景は日本の東北新幹線によく似ており、
あまり異国を感じることがありません。
車窓が300Km/hの高速で流れている頃、
KTXは「天安牙山駅」を通過します。
ソウルから96Km地点。出発から約30分の距離かな。
ソウルを出て最初の停車駅「大田」が近づくと
KTXは徐々に速度を落としていきます。
一旦終了し、KTXは在来線へと進路を変えます。
しばらくすると真下に在来線路線路が見え、自分の乗る≪KTX121号≫が
高架線を降りて在来線に合流する様子が見る事が出来ました。
この頃車内では、大田到着を知らせる自動放送が流れていました。
この放送終了から数分後に大田駅に到着。
ホーム入線直前には到着を知らせる短い自動放送が流れます。
韓国語・英語の2ヶ国語放送です。
「大田」を定刻に出たKTXは、次の高速新線入口まで、在来線を走行します。
周りの風景が平地になって来た頃、KTXは再び高速新線への分岐に入ります。
今度は上下の在来線を左右に分け、
その真ん中に作られた高架線を一気に駆け上がります。
高速新線を時速300Km/hで快走するとKTXはまた緩やかにスピードを落とし、
在来線へと合流していきます。車窓からはいつの間にか
ソウルからずっと見えていた雪が無くなっています。
次の東大邱はソウルから約300km南に位置します。
気候もソウルに比べ暖かくなってきたのが車窓から実感することが出来ます。
在来線に降りると東大邱はもう近くというところでしょうか。
「東大邱駅」が近づくと再び自動放送が流れ「東大邱」に到着しました。
東大邱-釜山間は今年の11月に高速新線が完成したばかりの区間。
またまた、あっという間に高速区間を走行し、
左手に海が見え始めると、
定刻通り11:48に≪KTX121号≫は釜山駅に滑り込みました。
ここからは釜山の現地ガイドの方と一緒に
釜山を観光します。
その様子は次回にしますので
次回も宜しくお願いします。
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