拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

【韓鉄5】梵魚寺(釜山)が火事に!?

ソウルからKTXで2時間18分で釜山に到着後、

現地ガイドの方と合流して、まず、

釜山駅からタクシーで、梵魚寺(ポモサ/범어사)へ向かいます。

高速道路を経由して山道を登り、

静かな山中に、そのお寺がありました。

梵魚寺(ポモサ/범어사)へ向かう道はもう

お正月の準備がなされていました。

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しかし、ここで意外な情報が!!

2010年12月15日に施設内で火災が起こり、天王門は全焼!!

焼け跡には私服警官の人が現場検証をしていました。

しかし、お寺全てが焼失したわけではありませんでした。

下の写真で、お解り頂けますでしょうか?

そう、門がないのです。

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梵魚寺(ポモサ)は釜山市の北部、

ハイキングコースとして四季を通じて人気のある

金井山(クムジョンサン)の中腹にあります。

梵魚寺は韓国禅宗の総本山であり、

約1300年前の新羅時代に高僧義湘によって

建立されたと伝えられています。

ある言い伝えによると、金井山の尾根の石の上に井戸があり、

その水はいつも満ち、日照りの時も涸れることなく、

黄金色でした。ある時、一匹の金色の魚が

五色の雲に乗って天から降り、

その井戸の中で遊んだそうです。

そこで金色の井戸(金井)という

山の名前と天上の魚が棲んでいたことに因んで

「梵魚寺」と名付けられたそうです。

境内には4つの石を台座にした一柱門、

新羅時代の様式を残す三層石塔、

釈迦如来が奉安されている大雄殿など、

重要文化財がずらり。

山寺らしい景観も美しく、

市街を離れて静寂ななひとときを過ごせます。

また、ここで感じたのは、日本人のお参りの観点と

韓国人のお参りやお寺に関する観点が違うなという点。

日本人全てではないけれど、心静かに

仏様に感謝し、礼儀作法を忘れず、謙虚な姿勢で

お参りしているというのを空気で感じましたね。

日本では、謙虚にお参りして、感謝するという空気が

あまり感じられないのです。

日本の有名なお寺や神社とは全く違う静かで

空気と、信者である参拝の人たちが

門をくぐるたびに丁寧にひとつずつ

お参りしている様子をよく目にしました。

真剣にお参りする人達を見て、自分も何か

勘違いしてお寺に行っているのではと考えさせられました。

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梵魚寺にある売店にてお寺の数珠(6,000W)と、

梵魚寺携帯ストラップ(5,000W)を購入しました。

合計11,000W(日本円で約800円)でした。

数珠を腕につけてお参りをして、お寺の山を

下りたところで、ちょうど発車寸前の

バスがあったので、ガイドさんとダッシュ!!

何とか間に合って山をバスで下りる事にしました。

この時、お昼ご飯はまだ済ませていないので、

おなかがペコペコでした。

バスを降りてからタクシーを捕まえて

釜山市釜山市街へ戻り、

次は有名なサムゲタンのお店へ行きます。

そのレポートは次回へ続く。。

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