拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

【2023年北帰行15】道の駅あびら D51ステーション

北海道勇払郡安平町にあり、
国道234号の道の駅である、
「道の駅あびら D51ステーション」
にやってきました。

d51-station.com

ここは2019年4月、勇払郡安平町追分柏が丘
(旧:勇払郡追分町柏が丘)
に開業したばかりの新しい道の駅です。
かつて夕張炭鉱の石炭輸送を支える大勢の国鉄職員が暮らし、
「鉄道の町」と呼ばれるほどの要衝だった
追分町の歴史を伝える展示コーナーが設けられています。
この展示コーナーは追分駅西側の住宅地で、
追分機関区のOB達が管理してきた
「安平町鉄道資料館」(旧:追分町鉄道記念館)
を移転したものです。

そんな道の駅の屋外には
国鉄末期の1980年2月にデビューし、
道内各方面の特急列車に充当されてきた
キハ183系の先頭車が1両展示されています。

展示されているのは1982年製のキハ183-214で、
2018年3月ダイヤ改正で網走⇔札幌間を走っていた
特急オホーツク号の運用を離脱し引退したものです

赤とクリームのツートンカラー、
いわゆる「国鉄特急色」に塗装を復元してます。

正面からフロントを眺めた様子です。
ヘッドマークは釧路~札幌間を結ぶ、
特急おおぞら号の図柄を掲出していました。
私が大学生活を送っていた時、
このヘッドマークを札幌駅等でよく見てきました。
また帯広から札幌へ帰るときに乗った
特急おおぞら号の車両も
この車両で、このヘッドマークでした。
「おおぞら」のヘッドマークを見ると
懐かしい気持ちになります。

この道の駅にある施設内には、
地域の農産物直売所をはじめ、
テイクアウトコーナー、特産品・
ベーカリーコーナーなどや町の歴史を支えてきた
鉄道の資料館もあり、SL等の列車も展示されます。
安平町はチーズやメロンなど特産品も豊富で、
丘陵地帯に広がる菜の花畑、夏に咲き誇るハスの花、
雪だるま郵便局、SLなど…
多彩な魅力が満載です。
また、7冠馬ディープインパクト
ジェンティルドンナの馬産地としても
全国的に注目を集めています。

道の駅の建物も鉄道の木造駅舎を彷彿とさせる姿です。
正面玄関を進むとエントランスホールが広がっており、
その右手では「D51 STATION CAFE」と
D51 STATION SHOP」の2店舗が営業していて、
カフェの方は特製ソフトクリームや
熟成カレーなどをテイクアウトできます。
私はテイクアウトで安平町産の豚肉を
じっくり煮込み、地元野菜を使ったカレーを
購入して食べました。旨いですよ。

最後に、農産物直売所へ行って北海道にしかない
「行者ニンニク」を5束買いました。その時、
保冷剤を入れて新聞紙に包んでいただきました。
ありがとうございました。

さて、もう帰りの飛行機の時間を気にしつつ、
この道の駅を後にして、最後の目的地は
新千歳空港です。
車の中で、スマホをいじり、帰りの飛行機は
当初JALの国内線航空券セール(6,600円)で
普通席で予約したのですが、搭乗当日、
出発の3時間前になると、空席がある場合に限り
グレードアップが可能なので、2,200円課金して
普通席からクラスJ席にアップグレードしました。

さて、色々巡りましたが、
いよいよ帰ります。

次回へ続く。