京都駅から京都バス17系統に揺られて
北に約1時間、のどかな山里の大原には、
天台宗が栄えた大原の中心的道場、
勝林院があります。
宝泉院はその中の僧が住居とする僧坊として、
平安時代末期に建立されました。
三千院に次ぐ大原の観光名所です。
入り口から入り、
玄関を入ると囲炉裏の部屋が見えます。
長方形の囲炉裏の周りは美しい陶板で囲まれています。
宝泉院には、盤桓園、鶴亀庭園、宝楽園の3つの庭園があります。
その中でも一番の見所は盤桓園(ばんかんえん)です。
客殿から柱を額縁に見立てて眺めるため、
額縁庭園とも呼ばれています。
客殿に一歩足を踏み入れると、
視界にいっぱいに広がる迫力満点の景色や
樹齢700年の五葉松に驚かされます。
また拝観料には、お抹茶と和菓子が含まれているので、
素敵なお庭を眺めながら
ゆっくりお茶をいただくという
贅沢なひとときが過ごせます。
自然のかもし出す静謐な空間を味わうことができます。
私はこのお寺が遠く離れていても
何度も行きたいと思う理由が
上記のような風景や空気、空間すべてが
自然のまま穢れがなく
流れているような場所に感じるので
心のよりどころというのか、
心の避難所というのか・・・
とても大好きな場所なんです。
こちらで新しい御朱印帳と
御朱印をいただいた後、
お土産を購入して大原のバスターミナルへと向かいます。
その前に・・・もうお昼ちょい前。
目についたお店を見つけたので
早めのお昼を食べることにします。
次回へ続く。。