米沢から山形新幹線<つばさ135号>に乗って
かみのやま温泉まで乗車します。
自由席でしたが、意外と空いていました。
かみのやま温泉に列車が到着し、駅から歩いて
上山城へ向かいます。
上山という土地は、北は山形藩、南は米沢藩に隣接する羽州街道の要衝であり、
長禄2年(1458年)には上山温泉が発見され、
温泉宿場町として繁栄を遂げた町です。
かみのやま温泉駅からゆっくりお城に向けて歩くと
遠くにお城が見え隠れしながら、お城の方向へ
歩いて近づくと、お城が見えてきました。
上山藩の歴代藩主は、能見松平家2代(4万石)、蒲生家1代(4万石)、
土岐家2代(2.5万石、後3.5万石)、金森家1代(3.87万石)と
目まぐるしく藩主が入れ替わった後、
藤井松平家が封じられた。
松平信安の代まで3万石の居城として用いた。
しかし明治時代に入ると廃城令の影響で1873年より取り壊されたり、
払い下げられたりして廃城となった。
城跡は月岡公園および月岡神社境内となり、
1982年に二の丸跡に3層の模擬天守が建立された。
模擬天守の内部は、郷土歴史資料館として利用されており、
季節によって、雛人形展や鎧などの収蔵品展、
刀剣展といった催しが行われています。
お城の中は歴史資料館みたいになっており、
一番上の展望室からは上山の町を見下ろすことができました。
お城や城下町を歩いた後、かみのやま温泉駅に戻り、
午前中米沢郊外を自転車でこぎまくり、
上山を歩き回ってスマホの万歩計を見ると
1万歩を軽く超え、足がパンパンだったので
お風呂に入りたいと思いました。
入浴券は150円。ただし洗髪は別料金。タオルや石鹸を買おうとしたら、
番台のおばさんが「貸してあげるよ、ゆっくり入ってね」と
ボディソープとシャンプーを貸してくれたのは、ありがたかった。
「どこから来たの?…横須賀!遠い所からわざわざ…」
そんな会話を番台のおばさんとしていました。
お風呂には地元のおじさんらしき人が入っていて、
昔懐かしいケロリン桶が置いてあった!!
山形弁が飛び交うお風呂や休憩所で
風呂上りの長閑な時間を過ごせました。
お風呂は熱かったけどね。
温泉リゾート施設とか増えてきてるけど、
入浴料が高いところが多いし、
今、こういう憩いの場とか、
人とのコミュニケーションの場が無い様に感じるなあ。
良いお風呂に入り、番台のおばさんにお礼を言った後、
かみのやま温泉駅に戻り、米沢へ戻ります。
普通列車に乗って米沢へ戻りました。
米沢からはあの、有名な駅弁を買って
山形新幹線で東京へ帰ります。
次回へ続く。