拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

【'15夏山形_8】温泉がある城下町・上山

米沢から山形新幹線<つばさ135号>に乗って

かみのやま温泉まで乗車します。

自由席でしたが、意外と空いていました。

 

かみのやま温泉に列車が到着し、駅から歩いて

上山城へ向かいます。

 

上山という土地は、北は山形藩、南は米沢藩に隣接する羽州街道の要衝であり、

長禄2年(1458年)には上山温泉が発見され、

温泉宿場町として繁栄を遂げた町です。

 

かみのやま温泉駅からゆっくりお城に向けて歩くと

遠くにお城が見え隠れしながら、お城の方向へ

歩いて近づくと、お城が見えてきました。

IMGP0921_convert_20150826222440.jpg

 

上山藩の歴代藩主は、能見松平家2代(4万石)、蒲生家1代(4万石)、

土岐家2代(2.5万石、後3.5万石)、金森家1代(3.87万石)と

目まぐるしく藩主が入れ替わった後、

藤井松平家が封じられた。

その後明治維新まで藤井松平家10代が当地を治め、

松平信安の代まで3万石の居城として用いた。

しかし明治時代に入ると廃城令の影響で1873年より取り壊されたり、

払い下げられたりして廃城となった。

 

城跡は月岡公園および月岡神社境内となり、

1982年に二の丸跡に3層の模擬天守が建立された。

模擬天守の内部は、郷土歴史資料館として利用されており、

季節によって、雛人形展や鎧などの収蔵品展、

刀剣展といった催しが行われています。

お城の中は歴史資料館みたいになっており、

一番上の展望室からは上山の町を見下ろすことができました。

IMGP0919_convert_20150829172359.jpg

 

お城や城下町を歩いた後、かみのやま温泉駅に戻り、

日帰り温泉共同浴場の場所を観光案内所に聞いてみました。

午前中米沢郊外を自転車でこぎまくり、

上山を歩き回ってスマホの万歩計を見ると

1万歩を軽く超え、足がパンパンだったので

お風呂に入りたいと思いました。

教えられた共同浴場が「二日町共同浴場

DSC_0359+02_convert_20150827231457.jpg

 

入浴券は150円。ただし洗髪は別料金。タオルや石鹸を買おうとしたら、  

番台のおばさんが「貸してあげるよ、ゆっくり入ってね」と

ボディソープとシャンプーを貸してくれたのは、ありがたかった。

「どこから来たの?…横須賀!遠い所からわざわざ…」

そんな会話を番台のおばさんとしていました。

 

お風呂には地元のおじさんらしき人が入っていて、

昔懐かしいケロリン桶が置いてあった!!

 

山形弁が飛び交うお風呂や休憩所で

風呂上りの長閑な時間を過ごせました。

お風呂は熱かったけどね。

 

温泉リゾート施設とか増えてきてるけど、

入浴料が高いところが多いし、

今、こういう憩いの場とか、

人とのコミュニケーションの場が無い様に感じるなあ。

 

良いお風呂に入り、番台のおばさんにお礼を言った後、

かみのやま温泉駅に戻り、米沢へ戻ります。

普通列車に乗って米沢へ戻りました。

米沢からはあの、有名な駅弁を買って

山形新幹線で東京へ帰ります。

 

次回へ続く。