せっかくの休日なので
休日おでかけパスを使って
ぶらぶら歩いてみることにしました。
東京近郊のJR線に1日乗り放題になる
「休日おでかけパス」
土休日のみ有効ですが、ゴールデンウィーク、
夏休み、年末年始は毎日利用できます。
京急線で横浜まで出て
JRの自動指定券券売機でお出かけパスを購入。
たまたまやってきた東海道線・高崎線直通
高崎行の電車に乗り、埼玉県の熊谷へ。
横浜から普通の座席で1時間42分。
ちょっとお尻が痛いんだなあ~
熊谷からは秩父鉄道に乗り換えです。
この線は他社線でフリーパスは使えないので
別途秩父鉄道の切符を買います。
熊谷から秩父鉄道に乗って
行田市駅で降りました。
ここには城下町行田の
"忍城(おしじょう)"があります。
秩父鉄道「行田市駅」から約900m、
徒歩12分くらい。
文明年間(1469~1486)に山内上杉氏配下の豪族
成田親泰が築城したとされ、
関東七名城の一つに数えられました。
1590年 豊臣秀吉と小田原北条氏の戦い(小田原の役)で、
石田三成らによる水攻めを受けます。
この水攻めは失敗に終わり、
別の形で開城するわけですが、
"浮き城の町 行田"との
キャッチフレーズとなって
今に残りました。
この戦いにより、成田氏100年の支配が終焉し、
徳川家康の持ち城となりました。
以後、松平氏を経て阿部氏が城主となり、
阿部家9代184年の長きに渡って
忍10万石を支配しました。
その後、代わって伊勢国桑名藩より
奥平松平忠堯が10万石で入り、
松平家5代続いて明治へと時代は移ります。
明治維新でも戦火を逃れ、
廃藩置県により二の丸に忍県の県庁がおかれましたが、
1873年(明治6年)に土塁の一部を残して取り壊されましたが、
城跡は県指定記念物の旧跡に指定されています。
また、本丸跡には御三階櫓が再建され、
水堀や沼地の一部は
水城公園として整備されています。
忍城のそばに行田市郷土博物館があり、
再建された天守(実際は天守ではありませんが)は
代用である御三階櫓で、
現在はこの資料館の一部になっています。
行田市郷土博物館から入り、
階段で4階まで上がることができます。
忍城をかなり堪能した後、
徒歩で秩父鉄道の行田市駅まで戻り、
行田市から熊谷へ戻りました。
JR高崎線 熊谷駅から1駅隣の
籠原まで戻り、
籠原から湘南新宿ライン経由
快速になる平塚行きに乗車。
横須賀まで帰りますが
横須賀線との乗換駅、
大船まで127分乗車するので
帰りは横須賀までのグリーン券を買いました。
籠原から湘南新宿ライン経由
快速平塚行きは池袋や新宿で
大量に乗車してきました。
所要時間 2時間7分
距離 121.6km
■籠原
↓ 14:12~14:55
↓ JR湘南新宿ライン快速
↓ 平塚行
↓
▼[乗換不要] 大宮(埼玉県)
↓ 14:56~16:19
↓ JR湘南新宿ライン快速
↓
■大船
大船からは横須賀線に乗り換えて
横須賀まで戻りました。