拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

【'15夏山形_7】上杉家廟所と米沢牛グルメ

東京と比べると湿気が少なくて涼しい陽気の中、

自転車をこいで次は上杉家廟所へやってきました。

上杉景勝が亡くなった元和9年(1623年)より

上杉家の御廟所とされました。

以後、歴代の藩主が埋葬されてきました。

明治6年の米沢城解体に伴い、米沢城に安置されていた

上杉謙信の遺骸も、明治9年御廟所へ移されました。

廟屋は、上杉景勝から7代藩主・上杉宗房までが入母屋造り、

8代藩主・上杉重定(藩政を立て直した名君・上杉鷹山の義父)から

11代藩主・上杉斉定までが宝形造りと、

時代により建て方に変化があります。

樹齢400年を越す老杉に囲まれ、

厳粛な空気に満たされている御廟所は、

大名の墓所の代表例として

国の重要史跡に指定されています。

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長い参道を通ると、高い杉の木に囲まれた

廟所が見えてきます。

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廟所はシーンと静まり返っており、

米沢の地を治めてきた上杉家のお殿様方が

静かにお休みされるには良い場所のように思えます。

ここの空気が静かに米沢の歴史を無言ながら

語ってくれているように思えた場所でした。

 

さて、ここから次は昼食を取りに米沢駅前に戻ります。

米沢駅近くに米沢郷土料理を出してくれる有名なお店があります。

米沢牛 郷土料理 まるぶん」さんです。

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このお店のランチメニューも有名なんですが、

結構混んでいて、並んでいましたが

そんなに待つことなく座ることができました。

 

ここで「米沢牛の牛重 1,000円」を注文しました。

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甘いタレで煮込まれていると思うのですが、

米沢牛の肉に含まれる脂の甘みの方が強く、

山形米によく馴染んでいます。

脂の甘みが強いながら、しつこくないのが不思議です。

これで1,000円は安いです!

美味しかったです。ご馳走様でした。

 

米沢牛 郷土料理 まるぶん」

・住所:山形県米沢市駅前3-2-18

・アクセス:JR米沢駅より徒歩1分

 

 米沢駅で借りていた自転車を返却し、次は

もう一つの城下町、上山へ向かいます。

 

次回へ続く・・・