東京と比べると湿気が少なくて涼しい陽気の中、
自転車をこいで次は上杉家廟所へやってきました。
上杉景勝が亡くなった元和9年(1623年)より
上杉家の御廟所とされました。
以後、歴代の藩主が埋葬されてきました。
明治6年の米沢城解体に伴い、米沢城に安置されていた
廟屋は、上杉景勝から7代藩主・上杉宗房までが入母屋造り、
8代藩主・上杉重定(藩政を立て直した名君・上杉鷹山の義父)から
11代藩主・上杉斉定までが宝形造りと、
時代により建て方に変化があります。
樹齢400年を越す老杉に囲まれ、
厳粛な空気に満たされている御廟所は、
大名の墓所の代表例として
国の重要史跡に指定されています。
長い参道を通ると、高い杉の木に囲まれた
廟所が見えてきます。
廟所はシーンと静まり返っており、
米沢の地を治めてきた上杉家のお殿様方が
静かにお休みされるには良い場所のように思えます。
ここの空気が静かに米沢の歴史を無言ながら
語ってくれているように思えた場所でした。
さて、ここから次は昼食を取りに米沢駅前に戻ります。
米沢駅近くに米沢郷土料理を出してくれる有名なお店があります。
「米沢牛 郷土料理 まるぶん」さんです。
このお店のランチメニューも有名なんですが、
結構混んでいて、並んでいましたが
そんなに待つことなく座ることができました。
ここで「米沢牛の牛重 1,000円」を注文しました。
甘いタレで煮込まれていると思うのですが、
米沢牛の肉に含まれる脂の甘みの方が強く、
山形米によく馴染んでいます。
脂の甘みが強いながら、しつこくないのが不思議です。
これで1,000円は安いです!
美味しかったです。ご馳走様でした。
「米沢牛 郷土料理 まるぶん」
・アクセス:JR米沢駅より徒歩1分
米沢駅で借りていた自転車を返却し、次は
もう一つの城下町、上山へ向かいます。
次回へ続く・・・