(1日フルでレンタル料は1,000円)
実は昨日、レンタルサイクルのお話をしに行ったとき、
笹野が遠いという事と、笹野の民芸館へ行くなら
ここが良いと、教えて戴いた所がありました。
というわけで、米沢駅から自転車で米沢郊外にある笹野へ。
途中、郵便局で自宅へパンフレットなどを詰めた
レターパックを出して、上杉城跡苑を左に曲がって、
一直線の道路をひたすら自転車をこぎました。
朝の山形は湿気が少なくて涼しかったです。
米沢駅から自転車漕いで約40分位でレンタカー屋の
おじさんに教えてもらった目印、お鷹ぽっぽの目印が見えました。
「お鷹ぽっぽ」とは、笹野一刀彫を代表する
お鷹ぽっぽの“ぽっぽ”とは、アイヌ語で“玩具”という意味。
工芸品の製作を奨励したことにはじまり、
魔除けや“禄高を増す”縁起ものとして、
親しまれてきました。
ここを右に曲がって…笹野観音入り口が見えてきた。
その先に笹野一刀彫・鷹山が見えてきました。
ここでは、お鷹ぽっぽの絵付けを体験をしました。
笹野彫の材料は、土地の人々が、《アブランコ》と呼んでいる野生の《喬木》で、
これを十分乾燥させ、サルキリ・チジレという独特な刃物で削り、彫って、
簡単な彩色を施したものですが、
その野趣豊かで古拙な味は他の玩具類には
求め難い風格として親しまれてます。
絵付けは、なかなか難しんだけど、やっていると集中して
結構真剣に絵付けをしていて楽しかったですよ。
付けた絵が乾くまで、近くの笹野観音へ歩いてきました。
旅の僧が霊木を刻み鎮守として村人に祀らしめ
背後の笹野山(斜平山・なでらやま)の中腹に観音堂
と羽黒権現の社があったと伝えられています。
させたと伝える羽黒大権現を後神としてお祀りする。
以後、歴代藩主により五度の修理が行われる。
藩内各宗の寺院によって七日間にわたって落慶法要が行われた。
藩主は月に三度、ご本尊の千手千眼観世音菩薩を祈願され、
また庶民に至るまで広く信仰されて、
当地随一の観音霊場となっています。
本山は総本山を奈良の長谷寺に、大本山を東京音羽の護国寺に仰いで、
真言宗豊山派に所属して現在に至っています。
ここはとても静かで、蝉の鳴く声しか聞こえませんでした。
さて、先ほど絵付けしたお鷹ぽっぽの塗料が乾いて
お店の方が梱包して戴いたので、
お鷹ぽっぽ大型絵付け料1,000円支払って
自転車で米沢駅方面へ戻ります。
米沢藩上杉家のお殿様達が眠られている、
上杉家廟所へと向けて自転車をこぎます。
まだまだ続きます。