拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

増上寺 宝物展示室2015年4月2日開設

東京のJR浜松町駅、都営浅草線大江戸線の大門駅から

歩いて10分くらい、増上寺というお寺があります。

そのお寺である宝物の展示室が開催されます。

平成27年は、徳川家康公没後400年にあたり、の記念すべき年に、

家康公によって徳川将軍家菩提寺と定められ

発展してきた増上寺では、本堂地下1階に

宝物展示室を開設することになりました。

展示の中心となるのは、英国ロイヤルコレクション所蔵の

「台徳院殿霊廟模型」です。

台徳院殿霊廟とは徳川将軍二代秀忠公の御霊屋(おたまや)として、

1632年(寛永9年)、三代将軍家光公によって境内に造営された壮大な建築群。

徳川家霊廟の中で最も壮麗とされる日光東照宮

プロトタイプとなった霊廟で、1930年(昭和5年)に国宝に指定されましたが、

1945年(昭和20年)5月の戦災により焼失。

この模型は、いまではモノクロ写真でしか往時の姿を

しのぶことができない台徳院殿霊廟の主要部分が、

10分の1のスケールで製作されたもの。

1910年(明治43年)ロンドンで開催された日英博覧会

東京市の展示物として出品。博覧会終了後に英国王室へ贈呈され、

ロイヤルコレクションの一つとなり、

現在まで英国にて大切に保管されてきたのです。

それが約100年ぶりに里帰りして

増上寺に展示されることになりました。

その展示会へ行ってきました。

増上寺は東京タワーの近くにあるので、

東京タワーが間近に見えるのです。

IMGP0809_convert_20150426194547.jpg

戦火で焼失した国宝級の台徳院殿霊廟

主要部分が、模型として10分の1スケールで再現。

縮小された模型を見ていると、戦火で焼失してしまった

本物の様子を垣間見ることができます。

(戦争で燃えてしまったことが一番残念ですが)

徳川将軍家菩提寺として発展してきた増上寺

往時を偲ぶ貴重な資料でもあり、

また境内から見る都会の景色も面白いので

また歩いてみたいと感じます。

IMGP0808_convert_20150426181205.jpg

ブログランキングに参加しています。

宜しければ、励みになりますので、

①下の拍手ボタン

②パソコンからご覧の方はブログ左上の

「私のブログ投票ボタン」の

 ピンク色の釦

 上記2つの釦をポチっと押して下さい。

twitterボタンでの共有応援等。

 宜しくお願いします。