歩いて10分くらい、増上寺というお寺があります。
そのお寺である宝物の展示室が開催されます。
平成27年は、徳川家康公没後400年にあたり、の記念すべき年に、
発展してきた増上寺では、本堂地下1階に
宝物展示室を開設することになりました。
展示の中心となるのは、英国ロイヤルコレクション所蔵の
「台徳院殿霊廟模型」です。
台徳院殿霊廟とは徳川将軍二代秀忠公の御霊屋(おたまや)として、
1632年(寛永9年)、三代将軍家光公によって境内に造営された壮大な建築群。
徳川家霊廟の中で最も壮麗とされる日光東照宮の
プロトタイプとなった霊廟で、1930年(昭和5年)に国宝に指定されましたが、
1945年(昭和20年)5月の戦災により焼失。
この模型は、いまではモノクロ写真でしか往時の姿を
しのぶことができない台徳院殿霊廟の主要部分が、
10分の1のスケールで製作されたもの。
東京市の展示物として出品。博覧会終了後に英国王室へ贈呈され、
ロイヤルコレクションの一つとなり、
現在まで英国にて大切に保管されてきたのです。
それが約100年ぶりに里帰りして
増上寺に展示されることになりました。
その展示会へ行ってきました。
増上寺は東京タワーの近くにあるので、
東京タワーが間近に見えるのです。
戦火で焼失した国宝級の台徳院殿霊廟
主要部分が、模型として10分の1スケールで再現。
縮小された模型を見ていると、戦火で焼失してしまった
本物の様子を垣間見ることができます。
(戦争で燃えてしまったことが一番残念ですが)
往時を偲ぶ貴重な資料でもあり、
また境内から見る都会の景色も面白いので
また歩いてみたいと感じます。
ブログランキングに参加しています。
宜しければ、励みになりますので、
①下の拍手ボタン
②パソコンからご覧の方はブログ左上の
「私のブログ投票ボタン」の
ピンク色の釦
上記2つの釦をポチっと押して下さい。
③twitterボタンでの共有応援等。
宜しくお願いします。