拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

【日光_3】輪王寺大猷院 徳川三代将軍 家光公の廟所

次は歩いて、徳川三代将軍 家光公の廟所

輪王寺大猷院へと向かいます。

大猷院とは徳川三代将軍 家光公の廟所(廟所=墓所)で、

境内には世界遺産に登録された22件の国宝、

重要文化財が建っており、315基の灯籠も印象的です。

祖父である「家康公」を凌いではならないという遺言により、

金と黒を使用し重厚で落ち着いた造りになっています。

入口の「仁王門」から「拝殿、本殿」までの道のりは、

天上界に昇って行くような印象を受けます。

私はここに来ると必ず見たいものがあるんです。

それは、四夜叉(よんやしゃ)です。

四夜叉(よんやしゃ)とは、

青面金剛明王」とも呼ばれる

「夜叉の神」に仕える「4体の夜叉」のことです。

・「鍵陀羅・けんだら」(白色)

夜叉門_犍陀羅(けんだら)_convert_20170514220101

・「烏摩勤伽・うまろきゃ」(青色)

夜叉門_烏摩勒伽(うまろきゃ)_convert_20170514220000

・「阿跋摩羅・あばつまら」(緑色)

夜叉門_阿跋摩羅(あばつまら)_convert_20170514215853

・「毘陀羅・びだら」(赤色)

夜叉門_毘陀羅(びだら)_convert_20170514220033

そして、この4体の夜叉も本来の名前があり

「四護法善神(しご ごほうぜんじん)の夜叉」

とも云われています。

輪王寺を含めた日光東照宮自体、

神仏習合の代表的な社寺でしたので、

神仏分離が成された現代においても、

仏様と神様が入り混じっているような部分が見受けられます。

その部分の1つであるのが、この「夜叉門」です。

大猷院の中心となる建物で、拝殿・相の間・本殿と

連なる独特な建造物の構造を

権現造り(ごんげんづくり)と言います。

この建物は国宝に指定されており、

たくさんの金彩が使われているので、

別名、金閣殿(きんかくでん)と呼ばれています。

内部には、狩野探幽(かのうたんゆう)の描いた唐獅子、

天井には140枚の龍の絵、

家光公が着用した鎧など見ることが出来ました。

さて次は、同じ境内にある、輪王寺常行堂」の前で

足が止まり、お参りをすることにしました。

次回へ続く。

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