鎌倉江の島七福神は、
構成される七福神めぐりの巡礼札所。
今回は2寺巡ります。
鎌倉駅行きに乗って”大学前”バス停で下車。
宝戒寺は、天台宗の寺院です。
開基は後醍醐天皇。
建武2年(1335年)に創建されました。
こちらに毘沙門天がお祀りされております。
■毘沙門天(びしゃもんてん)=病魔対敵の神
別名を多聞天といい、仏教を守る四天王の一人です。
須弥山(しゅみせん=仏教の世界観で、世界の中心)の
北方の守護神にあてられており、
その武威の盛んなことから災難や病患を除いて
福智や富貴を授けるものとして
信仰されるようになりました。
宝戒寺をでて目の前の道を左方向へ行きます。
その道沿いに妙隆寺があります。
宝戒寺から妙隆寺までは徒歩で5分とかかりません。
小町の住宅街ひっそりと佇むお寺。
千葉常胤の子孫である胤貞の邸宅跡で
「千葉屋敷」と呼ばれています。
小さなお寺ですが、
二代の鍋かむり日親上人の逸話や、
鎌倉七福神巡り一寺として
長寿の神寿老人(じゅろうじん)様が
鎮座するユニークなお寺です。
千葉大隅守平胤貞の旧地で至徳2年(1385)七堂伽藍を建立し、
妙親院日英上人を迎えて開山しました。
応永34年(1427)の冬第二祖久遠成院日親上人は
21歳の時に当山に来られ堂前の池で寒百日間、
水行などの修行にはげみ、永享11年(1439)京都へ上り
「立正冶国論」の一書を足利六代将軍義教に献して
政道を諌めようとしましたが、
これを怒った義教は日親を投獄し、
陰惨な拷問でも屈しない日親の頭に
灼熱の鍋をかぶせ舌端を切らせ日親の言葉を奪い、
後年「なべかむり日親」と呼ばれるように成りました。
世の為、人の為ならばいかなる苦難にも屈しない
日親上人ゆかりの妙隆寺には、
欅の一本造りの寿老人の尊像が安置されています。
人々の安全・健康を守り長寿と司る福神です。
お供の鹿はその使いで、
三千年の長寿を象徴しているのです。
目指す寿老人は本堂手前にある池のほとり、
小さな社に祀られています。
こちらの寿老人は欅の一本造りです。
また、本堂の左手前には
もう一体の寿老人(石造り)がいます。
■寿老人(じゅろうじん)=長寿の神
中国の道教の神仙思想から来た伝承で、
長寿を司る神様といわれています。
また、「老子」であるという説や、
宋の時代の仙人「寿星」の化身という説もあります。
御朱印と、珍しい魔除けの土鈴を戴きました。
土鈴は赤と緑二種類あるのですが、
赤は人気で売り切れたので、
緑の土鈴にしました。
玄関に置くと良いとお寺の方に教えて戴きました。
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