拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

【鎌倉】鎌倉江の島七福神巡り 6・7 (宝戒寺/毘沙門天・妙隆寺/寿老人)

鎌倉江の島七福神は、

神奈川県鎌倉市藤沢市にある8箇所の社寺から

構成される七福神めぐりの巡礼札所。

今回は2寺巡ります。

最初は京急 金沢八景駅から京急バス

鎌倉駅行きに乗って”大学前”バス停で下車。

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宝戒寺は、天台宗の寺院です。

開基は後醍醐天皇

開山は天台座主五代国師円観恵鎮慈威和上で、

建武2年(1335年)に創建されました。

こちらに毘沙門天がお祀りされております。

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毘沙門天(びしゃもんてん)=病魔対敵の神

別名を多聞天といい、仏教を守る四天王の一人です。

須弥山(しゅみせん=仏教の世界観で、世界の中心)の

北方の守護神にあてられており、

その武威の盛んなことから災難や病患を除いて

福智や富貴を授けるものとして

信仰されるようになりました。

宝戒寺をでて目の前の道を左方向へ行きます。

その道沿いに妙隆寺があります。

宝戒寺から妙隆寺までは徒歩で5分とかかりません。

小町の住宅街ひっそりと佇むお寺。

このあたりは鎌倉幕府の有力御家人

千葉常胤の子孫である胤貞の邸宅跡で

「千葉屋敷」と呼ばれています。

小さなお寺ですが、

二代の鍋かむり日親上人の逸話や、

鎌倉七福神巡り一寺として

長寿の神寿老人(じゅろうじん)様が

鎮座するユニークなお寺です。

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源頼朝御家人・千葉常胤の子孫

千葉大隅守平胤貞の旧地で至徳2年(1385)七堂伽藍を建立し、

妙親院日英上人を迎えて開山しました。

応永34年(1427)の冬第二祖久遠成院日親上人は

21歳の時に当山に来られ堂前の池で寒百日間、

水行などの修行にはげみ、永享11年(1439)京都へ上り

「立正冶国論」の一書を足利六代将軍義教に献して

政道を諌めようとしましたが、

これを怒った義教は日親を投獄し、

陰惨な拷問でも屈しない日親の頭に

灼熱の鍋をかぶせ舌端を切らせ日親の言葉を奪い、

後年「なべかむり日親」と呼ばれるように成りました。

世の為、人の為ならばいかなる苦難にも屈しない

日親上人ゆかりの妙隆寺には、

欅の一本造りの寿老人の尊像が安置されています。

人々の安全・健康を守り長寿と司る福神です。

お供の鹿はその使いで、

三千年の長寿を象徴しているのです。

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目指す寿老人は本堂手前にある池のほとり、

小さな社に祀られています。

こちらの寿老人は欅の一本造りです。

また、本堂の左手前には

もう一体の寿老人(石造り)がいます。

■寿老人(じゅろうじん)=長寿の神

中国の道教の神仙思想から来た伝承で、

長寿を司る神様といわれています。

また、「老子」であるという説や、

宋の時代の仙人「寿星」の化身という説もあります。

御朱印と、珍しい魔除けの土鈴を戴きました。

土鈴は赤と緑二種類あるのですが、

赤は人気で売り切れたので、

緑の土鈴にしました。

玄関に置くと良いとお寺の方に教えて戴きました。

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