前回の続きから・・・
香川県の高松にやってきました。
JR高松駅から歩いて5分くらいで
高松城跡を整備した公園です。
瀬戸内海の海水をお堀に引き込んだ城は
日本三大水城として知られ、
園内には国の重要文化財に指定されている
艮櫓、月見櫓、水手御門、渡櫓、
披雲閣があるほか、国の名勝に指定されている
披雲閣の庭園があります。
春は桜見物、植木市、
秋は菊花展など多彩な催しも開催されています。
讃岐1国をを与えられました。
4代高俊の代に生駒騒動と呼ばれる
家臣団同士の争いが起こり、
領地は没収され、堪忍料として
出羽国矢島1万石が与えられました。
その後、東讃12万石の領主として
高松に入部した松平頼重は
兄を差し置いて水戸家を継いだ光圀は、
頼重の子綱條(つなえだ)を水戸家の後継とし、
実子頼常を高松松平家の後継としました。
その後も何度か水戸家との間で
養子縁組が行われています。
松平氏の治世は11代228年間にわたり、
高松は松平氏の居城として栄えたそうです。
高松駅前および公園入口付近は
石垣と堀で囲まれていますが、
石垣の切れ目がある所が入口になっていて
そこで入場料を払ってから入城します。
天守台展望台から廊下橋を見る。
二の丸から天守台のある内堀に浮かぶ
小島へ渡る廊下橋。
この橋の名は、鞘橋(さやばし)。
築城当初は欄干橋だったが
江戸中期に屋根が付けられたとのこと。
有事は橋を落としてしまえば、
天守は孤島になり防御力は格段にあがる。
天守台展望台から内堀(水門方面)を見る。
堀の水の色が綺麗。
公園を抜けると折れ曲がる細い通路に出ます。
正面が現存 三重三階建て月見櫓で、
その手前の石垣が凹んでいるところは水手御門です。
手前の櫓は渡櫓で、石垣および
櫓を延長した跡がくっきり残っていました。
桜の馬場から東へ進むと櫓が見えてきますね。
かつて、もっと東に建っていた艮櫓
【「うしとら」とは昔の方角を現していて北東の事】
をここ太鼓櫓跡に移設したものとのこと。
旭門を出ると駐車場になっています。
その駐車場のへりから内堀、
および艮櫓、旭橋を眺めることに。
白亜の壁が綺麗なんですよ。
高松城址をぐるぐる歩き、
行きました。高松城址からは
すぐ近くにあります。
様々な資料などが展示されており、
見に行きたいと思っていました。
次回へ続く・・・