松本城は、長野県松本市にある城で、
国の史跡に指定されています。
松本城となる以前は
深志城(ふかしじょう)と呼ばれ、
別名烏城(からすじょう)
とも呼ばれています。
日本国内に12基現存している、
安土桃山時代後期から江戸時代にかけて
建造された天守を有する城郭の1つです。
(現存12天守)
天守群は国宝に指定されています。
松本城は室町時代末期の永正元年(1504)、
この地方に大きな勢力を持っていた
小笠原貞朝が一族の
島立貞永に命じて築城させたもので、
以後、小笠原氏の居城となり、
「深志城」と呼ばれていました。
最初の約50年間は、
石川・小笠原・戸田・松平・堀田氏と、
藩主はめまぐるしく交代しました。
その後約70年間は
水野氏時代が続き、
最後は1726年、
再び戸田氏6万石となり、
戸田家9代142年間続いて
明治維新を迎えます。
藩主の合計は23人。
小笠原氏より後は、
将軍徳川家と関係の深い
藩主が置かれました。
国宝・松本城のお掘で
泳いだり毛繕いをしている
可愛い白鳥。