“豚捨”なんてどういう屋号なんだろうかと調べると、
その昔、豚を飼っていた捨吉という男が食肉店をはじめた。
人呼んで「豚捨…ぶたすて」。それがいつの間にか屋号に。
ところがおかしな伝説も生まれた。
この店の牛肉があまりにもうまいから
「豚なんか捨てちまえ!」と客が豚肉を投げ捨てた。
というのが豚捨のはじまりだという。
名産伊勢肉 豚捨 《ぶたすて》 は、
明治42年創業の和牛の専門店。
創業以来、厳選された上質の伊勢肉だけを販売しています。
「松阪肉は知ってるけど伊勢肉なんて知らない」と
いわれる方も多いと思いますが、
もともと三重県には伊勢牛と伊賀牛しかありませんでした。
東方へと行われた牛追い道中の勇壮な商いにより、
伊勢肉の名は全国に知れ渡り、
昭和35年頃から各地の食肉店で"松阪肉"を看板にあげる店が増えたとか。
このお店では創業以来、この伊勢肉を守り続けているという事です。
さて、4年ぶりにお店に入ると
清潔感があって真新しいお店の雰囲気は変わっていませんでした。
私が今回注文したのは、
ビフテキ丼セットを頼みました。
お肉はもちろん、タレが格別でニンニクチップと
ご飯が絡んで上質なガーリックライスと
一緒に伊勢肉を食べている感じでした。
コロッケ、山葵の漬物も最高。
ご馳走様でした!!
さて次回は近鉄特急に乗って
名古屋へ戻ります。