拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

三島・佐野美術館の蜻蛉切

蜻蛉切(とんぼきり)とは、何ですか?

戦国時代の武将本多忠勝

愛用した事で知られる天下三名槍と呼ばれた槍です。

 

名称の由来は、戦場で槍を立てていたところに

飛んできた蜻蛉が当たって二つに切れたことから、

その名がついたという由来があるのです。

その名槍が静岡県 三島の佐野美術館に

展示されていると聞いて、早速

特急踊り子号・修善寺行に乗って

伊豆箱根鉄道駿豆線・三島田町へ。

 

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三島田町駅で佐野美術館の割引チケットを購入。

さらに帰りの特急踊り子号の自由席特急券

購入する際、「平日の東京行って混みますかねえ?」と聞くと、

窓口氏「いえ、全然混まないですね(笑)」と聞いたので

自由席でいいやと自由席特急券を購入。

修善寺~三島間の伊豆箱根鉄道駿豆線内は、

特急列車でも快速扱いで自由席車両なら特急券不要です。

 

購入した三島~東京のB自由席特急券を見てびっくり!

 

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あれっ!?なんか懐かしい切符・・・

機械から発行されたものじゃなく、紙の切符を見るのは

久しぶりでした。

 

さて、三島田町駅から歩いて佐野美術館へ。

地元の幼稚園の子供たちらしき団体さんがいました。

 

佐野美術館では常設展示室第三期/刀剣と信仰

というタイトルで、

8月22日(土)~11月23日(月・祝)の間

刀身彫刻に梵字や素剣(すけん)、

倶利伽羅龍(くりからりゅう)などが施された

刀剣を6点展示しており、その中の1点が蜻蛉切です。

 

【出品作品】

短刀 銘 神息

重要美術品 太刀 銘 来国俊

短刀 銘 信国

★大笹穂槍 銘 藤原正真作 [号 蜻蛉切]

脇指 銘 於大阪和泉守国貞

脇指 銘 大慶直胤(花押)/文化十四年仲秋

 

目の前の蜻蛉切を見て、本当に良かったと思います。

佐野美術館は館内は明るくて建物は新しくきれいで、

なかなかよかったです。

 

三島田町駅に戻って伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り、

ぶらりローカル線の車窓を楽しんで終点・修善寺へ。

 

修善寺12:35始発特急踊り子106号東京行に乗車します。

 

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この列車は5両編成。2両が自由席です。

この列車の東京到着は14:50ですが、私は

京急線乗り換えるため、手前の品川で降ります。

 

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12号車の自由席の車内は数人しか乗車していませんでした。

途中、熱海で伊豆急下田からくる10両編成と連結し、

熱海~東京間は15両編成となる列車です。

 

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修善寺を12:35に出発した特急踊り子106号は

三島までローカル線らしい長閑な風景が続き、

三島からJR東海道線に入ります。

途中、熱海や小田原に停車しましたが、

伊豆長岡や三島、熱海で利用客を乗せたものの、

乗車率は4割くらいだったでしょうか。

修善寺を出て127分で東京一つ手前の品川に到着。

ここで遅い昼食をとって京急線で帰宅しました。