「徳川ミュージアム」
水戸徳川家13代当主徳川圀順公が、
伝来の大名道具や古文書類を寄贈して設立した
公益財団法人徳川ミュージアム(旧 財団法人水府明徳会)の博物館として、
昭和52年(1977)に開館しました。
所蔵品は、徳川家康公の遺品(駿府御分物-すんぷおわけもの-)を中心に
家康公の子である初代頼房公、2代光圀公ら歴代藩主や、
その家族の遺愛の什宝約3万点に及びます。
これらの品々は各々の美的、歴史的価値以上に、
水戸家伝来品として一揃いとなって水戸の地に
存続し続けるところに最大の意義があります。
各地に数多くの博物館、美術館がありますが、
「大名家」特に「水戸徳川家」のまとまった
史料がみられる唯一の博物館です。
私はこういう歴史の、特に江戸時代の物事を
伝える博物館・美術館巡りを趣味にしていました。
今回の目的は名刀達を見るためです。
2017年9月3日まで開催していました、
『刀剣プロジェクト成果展Ⅰ-鼓動-』 展示刀剣です。
ぜひ間近でご覧ください。
太刀 児手柏再現 月山貞利作
太刀 鉋切長光 名物 重要美術刀剣
太刀 守家 重要美術刀剣 附属 葵紋蒔絵刀箱
太刀 葵紋くずし 9代齊昭作
太刀 月山貞勝
刀 真長 重要美術刀剣
刀 伝兼光
【被災刀】
太刀 児手柏 包永作
短刀 正宗 (上下龍正宗)
短刀 無銘 郷義弘作
【常設展示】
刀 燭台切光忠
●燭台切光忠(しょくだいきり みつただ)とは、
「燭台切光忠」の由来は、
伊達政宗が近侍の家臣に罪があり
光忠で斬った際に銅の燭台の陰に隠れているのを
燭台ごと切り落としたから、
鉄の燭台を人と併せて切り落としたから、
とも伝えられているそうです。
●児手柏(このてがしわ)
包永が製作した太刀です。
元は戦国武将、細川藤孝が所有していました。
児手柏を佩刀したと伝わっています。
その左隣りには、月山貞利刀匠が作り上げた
『太刀 児手柏 写し』が並んで展示していました。
児手柏は、関東大震災にて被災しましたが、
その刀は、そのまま展示しており、
刀剣プロジェクトへのサポートのもと
刀匠、月山貞利氏によって、
写しの制作が完成した刀も並んでいました。
ここで名刀達をゆっくり鑑賞後、
燭台切光忠のクリアファイルやパンフレットを購入後、
偕楽園のバス停まで戻り、
次回へ続く。
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