拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

【'16秋_信州2】長野の善光寺にて

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長野駅からバスで大門前まで行き、

境内に繋がる参道を歩いて行くと、

境内で一列に並び始める参拝者達。

近くにいたお寺の方に聞くと、

朝行事の御数珠頂戴をされるので、

並んでみてはいかがですか?と言われたので、

幸運に感謝しながら一列に並び、

御数珠頂戴を受けさせて戴きました。

お数珠頂戴(おじゅずちょうだい)とは、

お朝時の時などに大勧進貫主

大本願上人が参道を往復される際に、

頭を数珠でなでてもらうことを言います。

貫主や上人が参道を往復される際に、

石頭にひざまずいて手を合わせ、

お二人から数珠で撫でてもらいます。

功徳を授かる機会として、地域にも根付いており、

お朝事の際には多くの人が

参道でひざまずいて待機していると聞いていました。

なのでお昼前に御数珠を頂戴して幸運でした。

その後、お参りを済ませてご朱印も頂戴し、参道を歩くと、

私がいつも足を止める場所がこちら。↓

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「むじな地蔵」さんです。このお地蔵さんの由来は・・・

昔、下総の国に一匹のむじなが住んでおり、このむじなは、

日頃、生き物を殺して生きていかなくてはならない

自らの身の上を恥じ、後生を頼むために善光寺

お参りをして灯籠を寄進したいと願っていました。

ある時、むじなは人の姿に化け、善光寺参りの講中にまじって

善光寺へとやってきました。

白蓮坊に宿を定めたところまではよかったのですが、

無事到着した安堵からか、お風呂でむじなの姿のまま湯を

浴びていたところを見つかり、

あわててどこかへ逃げ去りました。

姿を消したむじなを不憫に思った住職は、その心を知り、

かわりに一基の灯籠をたててあげました。

白蓮坊の「むじな地蔵」は、この「むじな灯籠」の伝説にこめられた、

善光寺如来の無縁の慈悲の世界を、

籔内佐斗司 (やぶうちさとし) 先生が、天真爛漫な

童子形のお地蔵さまと健気なむじなの姿で表したそうです。

そのお地蔵さんにお参りを済ませた後、大門近くにある

行きつけの蕎麦屋さん「大丸」で天ぷら更科ざる蕎麦を食べました。

昼食が終わり、長野駅へ戻ってから次はいよいよお目当ての

松代へ行くため、アルピコ交通バス長野駅12:45発

松代行のバスの乗車しました。

そのあとの道中記は次回へ。

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