拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

【'11信州①】松代藩・真田氏10万石の城下町へ

10月16日日曜日、長野県は松代にやってきました。

横須賀から東京へ出て長野新幹線であっという間に

長野へ。長野駅から川中島バスで松代駅に到着です。

ここで将来、この屋代線廃線になるという噂を聞いて驚きました。

その影響なのか駅構内や列車などを撮る人が多く居ました。

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松代は、戦国、江戸、明治大正、戦前戦中に至るまで、

それぞれの歴史文化が、ぎっしり積み重なった歴史ワンダーランドです。

特に江戸時代、真田信之江戸幕府の命により上田から松代に移封され、

松代藩初代藩主となって以来250年間、真田10万石の城下町として、

真田氏が10代にわたって統治してきました。

そのため、松代城、真田邸、文武学校などの文化遺産や歴史的まち並み、

そして真田の伝統文化が今日まで色濃く残っています。

ここを歩いていると、どこか懐かしい、

子供の頃に見た様な、建物とかもあって

歩いていて飽きない街並みなんです。

秋の紅葉や空気もなかなか良いものでした。

松代に着いてまず、昼食をとる事にしました。

近くの観光案内所で丁寧に食事処を教えてもらい、

「日暮し庵」へ行ってみました。

そば、麦とろの有名なお店で、松代は土壌がよいので

上質な長芋などが取れるので

トロロが非常に美味しいという事です。

ここではせいろそば・麦飯・味噌とろろがセットの

そば定食を注文してみました。

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とろろの味が濃くってとっても美味しかった。

さあ、次は真田宝物館へ足を運びます。

真田宝物館は、昭和41年に、真田家12代当主・真田幸治氏によって、

当時の松代町に一括譲渡された同家伝来の

大名道具をコレクションしています。

同年に松代町長野市に合併したため、長野市の所有となり、

昭和44年に県立松代高等学校移転後、

校舎を改造してオープンしました。

ちょうど、真田宝物館平成23年度特別企画展示

「大名の旅ー松代藩の参勤交代ー」の様々な

資料を展示していました。

私は、こういう展示物が大好きなのでガッツリ見てきました。

さあ、次は真田邸へ向かいました。

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真田邸とは・・・

徳川幕府寛永12(1635)年諸大名に参勤交代を命じ、

同時にその妻子を江戸に人質とすることにしました。

227年後の文久2年(1862)の江戸幕府改革のおり、

参勤交代制度が緩められ、江戸住まいを命じられていた、

9代藩主・真田幸教の義母・貞松院が松代に帰ることになり、

その居宅として元治元年(1864)に建てられました。

後には隠居した幸教の住まいとなり、

明治維新後は、真田家の別邸となりました。

江戸時代末期における邸跡としての存在意義が大きいことから

昭和56年に松代城と一体のものとして、

国の史跡に指定されました。

こちらも中に入っていろいろ見て回りました。

この次は、松代城跡へ足を向けます。

次回へ続く・・・

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