拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

初秋の鎌倉・金木犀に誘われて2

次に、閻魔さまが祀られる円応寺(えんのうじ)まで歩いていきます。

ここを訪れるといつも神妙な心持になります。

その前に珍しく黄色い彼岸花に似た花を見つけました。

これは鍾馗水仙(ショウキズイセン)というらしいです。

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黄色い彼岸花を撮った後、円応寺までテクテク歩きます。

円応寺の本尊は鎌倉時代の仏師運慶作と言われる

閻魔大王(重文)を初めとする十王像が収められています。

運慶が臨死体験をしたとき閻魔大王が、「我が姿を彫刻して、

それを見たものが悪行を止めるならば、元の人間界に戻して

やろう」と言われた。生き返った運慶は、 その喜びから閻魔

大王を彫ったため、なんとなく笑っているように見え、古来より

「笑い閻魔」と言われるようになったという事です。

※十王とは閻魔大王、秦公王、初江王宋帝王五官王

変成王、秦山王、平等王都市王五道転輪王です。

こじんまりとした境内には閻魔堂があり、本尊である閻魔王座像をはじめ、

冥界で死者を罪を裁くという上記の十王諸尊が安置されています。

ここに入ると自分の人生や、先に他界した家族の事を考えてしまい、

人間の罪って何だろう?とか色々考えされられます。

円応寺では「子そだてえんま」という袋に入った御守を購入して出ました。

このお寺にも金木犀の木が本堂の両側にあり、非常に良い香りがしました。

金木犀の木に囲まれるなんて羨ましい~♪

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このあと、メインの鶴岡八幡宮まで、下り坂を歩きました。

鶴岡八幡宮で参拝後、大銀杏の樹の下まで歩きました。

樹齢1000年と言われ、大階段の横で長い歴史を

重ねてきた大銀杏は、1955年から神奈川県の

天然記念物に指定され、鶴岡八幡宮のシンボルとして親しまれました。

しかし、2010年2~3月の長雨とみぞれ混じりの強風により根元から倒伏。

その大銀杏は現在、残った根元から銀杏の枝が芽吹いています。

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次回に続く

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