拙者の自由闊達な徒然風聞書(Blog)

趣味の鉄道旅行や食べ物、お城巡りや気づいたこと、ぼやきなど日々出来事等自由奔放な日記です。

【RW2:京丹阪7】明智光秀が築いた城下町・福知山

f:id:hamattsuko131:20200112195125j:plain

福知山駅から早歩きで15分くらいで
福知山城が見えてきました。

福知山城は市内の小高い丘の上に建っており、
天正7年(1579年)頃、丹波国を平定した戦国武将
明智光秀によって築かれた城です。
福知山藩の城主は、
有馬家→幕府領→岡部家→稲葉家
→幕府領→松平(深溝)家→
寛文9年(1669年)常陸土浦藩から
朽木稙昌が3万2000石で入り、
以後は朽木氏13代が幕末維新まで続きました。

f:id:hamattsuko131:20200112195139j:plain

f:id:hamattsuko131:20200112195005j:plain

福知山城は、明治のはじめに取り壊され
石垣と銅門番所だけが残っていました。
昭和61年、市民運動などの熱意によって
三層四階の天守閣が復元され、
内部は城に関する資料や福知山地方の歴史・文化財を紹介。
また、望楼からの城下の眺めは抜群です。

f:id:hamattsuko131:20200112212300j:plain

f:id:hamattsuko131:20200112212333j:plain

天守閣は、 望楼型の独立式を基本として復元され、
初期天守閣の特徴がよく現れたものとなっています。
石垣は、 築城当初の面影を残すもので、
野面積み、乱石積み、穴太積みなどと呼ばれる、
自然石をそのまま用いたもので、
福知山市の指定文化財となっています。
石材は奥に長く用いられて、
強固な石垣が組み上げられています。
石垣内部に石塔類が使われるなど、
安土城や二条城など織田信長にかかわる
お城に共通する特徴を持っています。
深さ50m (城郭内湛水井としては日本一の深井戸)の
「豊磐(とよいわ)の井」は、
今も海抜30mの高さまで清らかな水をたたえています。

さて、運悪く雨足が強くなってきて
傘を準備していない私は
フードを深くかぶり、
いそいそと福知山駅へ戻ります。

次回へ続く。。