この日は海老名にやって来ました。
お目当てのミュージアムに行く為です。
その場所とは・・・
2021年4月にオープンした
「ロマンスカーミュージアム」
歴代の特急ロマンスカーや
小田急線開業当時の車両が展示されているほか、
沿線の魅力が詰まった巨大ジオラマや
運転シミュレーターなど……
多彩なコンテンツが楽しめる
複合型ミュージアムです。
この記事執筆時点で、
ロマンスカーミュージアムは
新型コロナウィルス対策として
入場制限を行っており、
入場には原則事前予約が必要です。
当日予約なしで行った場合は、
予約に空きがある時に限り入場できるそうです。
私は13:15入場で予約しましたが、
中には入ると見ただけで
3人しか居らず、ほぼ貸しきり状態。
歴代ロマンスカーが勢ぞろいするギャラリーです。
これまで引退した5車種のロマンスカーが
常設展示となります。
検車庫のなかを探検しているような雰囲気で、
間近でロマンスカーを眺めたり、
個性豊かな車両を見比べることも可能。
一部車両は内部にも入れます。
SE(3000形)
1957~1992年活躍
高性能特急車両として登場、
当時の狭軌鉄道世界最高速度145km/hを達成。
先頭車のうち1両は、
1968年以降に国鉄時代の御殿場線へ
乗り入れのために改造された車両です。
NSE(3100形)
1963~1999年活躍
小田急で初めて展望席と2
階の運転席を導入した車両です。
LSE(7000形)
1980~2018年活躍
直線的でスピード感のあるフォルムが特徴で、
2018年まで長きにわたり運用されました。
HiSE(10000形)
1987~2012年活躍
眺望性に優れた大きな窓と
ハイデッカー構造が特徴の車両です。
引退後一部の車両は、長野県の
長野電鉄の特急ゆけむり号として
第二の人生を歩んでいます。
普通車の車内
グリーン車、小田急線内では
スーパーシートの車内
階下席ではセミコンパートメントを3室設置。
RSE(20000形)
1991~2012年活躍
JR御殿場線への乗り入れのために
新たに製造された車両で、
小田急線で初めて2階建て構造の客席が導入されました。
特急はこね号としても運行され、
私はこの時、グリーン車両のスーパーシートに
乗車した事を思い出しました。
引退後、1編成が短縮の上富士急行に譲渡、
2014年からフジサン特急として
第二の人生を歩んでいます。
空いていたので、ゆっくり
見ることができました。
ミューシアムショップでは
お土産を購入して帰りました。